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gokigen japanese

Mascot character for a language learning service

Character Design - 2025

Character Design

2025

"gokigen japanese" は、オンラインで日本語レッスンを受講することができる学習サービスです。主にSNSで使用するプロモーション用のマスコットキャラクターを制作させていただきました。

プロダクトオーナー
株式会社27th

Ideation

サービスのリリース時にグラフィックアセットの一種として制作したキャラクター(Original design)は、UIに馴染むことを優先して意図的にニュートラルなスタイルで制作していました。そのため、ブランドを象徴するマスコットキャラクターとして使用するには、表情が乏しく印象に残りません。キャラクターをSNS上で使用することが増えてきた背景から、デザインのリニューアルを提案させていただきました。

調査から、日本と欧米のキャラクターの"可愛さ"の違いを検討しました。日本のキャラクターは主にグッズ展開や広告使用を目的としていることから、人を惹きつける親しみやすさが求められ、表情の乏しさが共感や愛着のキーとなっています。一方で、欧米のキャラクターはコメディ要素があるCartoonから来ていることから、人々はコミカルで表情豊かなキャラクターに馴染みがあるという特徴の違いがあります。

この特徴の違いを踏まえながら、日本らしい可愛さと表情の豊さを併せ持ったキャラクターにすることで、日本発サービスとしてのブランドイメージの強化、言語学習というハードなタスクに一緒に取り組んでいきたいと思える共感を与えることが期待できると考えました。そして、明るい表情へアップデートしたデザインを2つ提案しました。

Design

Design Bで進めることが決定し、最終的に形の調整を行なっていきました。Bは意図的に同じ図形で構成されたシンプルさが特徴でしたが、カクカクしたロボットのような印象がクライアントが気になっている点でした。シンプルなフォルムとバランスはそのままに、適度に丸みをつけることで柔らかさを出したDが最終的に選ばれました。

異なるシーンで使用できる10個のポーズを作成しました。元々のデザインよりも表情が豊かになったことで、キャラクターを通してユーザーとのコミュニケーションが促進されることを期待しています。